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音楽情報館
 
 

音楽と自然を愛する S.T.先生

東京の多摩地区でピアノの講師をしているS.T.と申します。私のレッスンでは、「サウンドエデュケーション」を取り入れています。

自分の弾くピアノの音をよく聴くということはどのような音楽を造るかを考える最初のステップだと思っています。簡単なようで意外とできてない生徒が多くはないでしょうか?そこで、まずは「耳をすます」ということを楽しく自然にできるようなレッスンを行いました。

ピアノから一旦離れて、建物の外にでて、時間を決めて生徒に聞こえる音を言葉でノートに書き取らせます。(もちろん保護者の方に許可を得て外出します)最初は1分という時間に決め、その場で書き込んでもらい、次には1分間は何もせず目を閉じて聞こえる音を覚えてもらいその後に書き込んでもらいます。
生徒は1分という時間の中で耳に入ってくる音に集中し、今まで聞こえていても聴いていなかった音を発見したようで新鮮だったようです。
このような練習を何度か重ねた後、家の周りを歩き回り、音の地図を作らせたりもします。(生徒も楽しんでいるようです)

このような耳の訓練をピアノのレッスンとは別に行い、その後ピアノを弾かせると、新鮮な気分になるということと、「自分の音をよく聴いて」という意味が少しづつわかってくるようです。
そして何にもまして、レッスンに退屈してしまう生徒や中だるみしてしまう生徒にとってはレッスンが新鮮で楽しく思えるようになるようです。


楽譜と指とに夢中になると、耳を澄ますというのはついおろそかになりがちです。でもS.T.先生の方法ならばとってもシンプルにそれに気づかせることができるのではないでしょうか。私たちもちょっと耳を澄ましてみましょうか…。
S.T.先生に習ってみたいという方はHASCLまでご連絡ください。
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