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音楽情報館
 
 
 
アメリカ音楽留学
Q1 アメリカのどこに何の分野で留学したのですか?
   
  マサチューセッツ州ボストンにある某音楽院に音楽(作曲・音楽理論)の勉強をしに行きました。
   
Q2. アメリカに音楽留学しようと思ったきっかけはなんですか?
   
  詳しくお話すれば何時間もかかるような質問ですが、簡単に言えば、視野と見聞を拡げようと思った訳です。日本の音楽界の現状に対してフラストレーションを感じていて、そこからの逃走ということも当初は考えていました。
   
Q3. 留学先の大学でどんな授業がおもしろかったですか?
   
  あらゆる授業がおもしろかったですね。大学院への留学だったので専門に関わる授業しか取らなかったということもあるかもしれません。例を挙げれば、 Business of Music という授業は音楽家の納税申告と還付手続きから助成金の申請の仕方、エージェントの見つけ方、売り込み方まで実際にそれをやりながらの授業でとても新鮮な体験でした。
   
Q4. おもしろい人(友達や先生)には出会えましたか?
   
  世界中から学生や教師が集まって来ていたので、貴重な友人、恩師を得ました。 彼ら、彼女らはこれからの自分の人生の最大の財産かも知れません。日本に居たときのイメージとは異なって、私が接したアメリカ人の多くは勤勉で清貧でした。
   

Q5.

いわゆるカルチャーショックというものは受けましたか?
   
  ショックというほどのものは特に受けていません。むしろ、日本に戻ってきてから日本でカルチャーショックを受けるということになりました。きっとアメリカの水が私にはとても合っているのだと思います。
   

Q6.

語学で一番苦労した点はなんですか?
   
  日本語での発想を英語に切り替えることです。「自分が世界の中心」というくらいまで思い込まないときちんとしたコミュニケーションが成立しないことが屡々ありました。
   

Q7.

おいしい食べ物はありますか?食生活はどんな感じでしたか?
   
  世界中からの移民が母国の料理のレストランをしています。それらはみんな素晴らしいものでした。唯一あまり馴染めなかったのがアメリカ料理(笑)。
   
Q8. 生活の中でどんなことに気をつければいいですか? (日本と大きく違うこと)
   
  最も注意しなければならないことのひとつはコミュニケーションの形態です。 見知らぬ人に対してでも言葉と態度であなた自身を常に表現しなければなりません。複雑骨折で救急病院に運ばれた日本人が痛みを我慢していたら何時間も治療を後回しにされた、という話がありました。痛みを我慢せずに叫んで表現したり、はやく治療してくれ、と言葉で要求しなければ「大したことがない」 と判断されてしまいます。
   
Q9. アメリカ留学してよかったと思いますか?
   
  はいッ。声を大にしてイエスです。これがなかったら、気付けなかったことが多々あったと思います。日々、自分自身を人に向って自己主張するのには疲れることもありましたが、慣れてしまえばその方が楽になります。
   
Q10. 今後アメリカ留学を予定している人に一言。
   
  基本的にはアメリカはあなたを受け入れてくれるハズです。ただそのためには少しの準備と努力が必要になるかも知れません。あなたはアメリカでは誰に気兼ねなくあなた自身であることを知るのではないでしょうか。
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